光を遮る木々が少なくなってくる3階。
ここは、一体何の目的で造られた建物なのか?ここへ来た時からその疑問は持っていた。
ブロックで均一に間仕切りされ、そのブロックにはウォールペイントがある。
出口に近づいてきた。結局ここがなんだったか、建物全てを見てもわからない。
謎という言葉は使いたくないが、謎の建築途中物件で想像さえつかなかった。
辺りに民家や他の建物はほとんどない。造りとしては社員寮や社宅といった感じも受けるが、周辺の施設が何もないのでそれも該当しない。一体誰がなんの為に、この地を選んで建物を造ろうとしていたのか。地元民に聞こうにも人の居ない場所。建築途中ということから、最後までわからず終いだった。なんとも不完全燃焼な廃墟だけど、たまにはこんな廃墟もいいかなと思ってしまう私がいるわけで・・・
TOP