1973年(昭和48年)発表のペプシのロゴ。
その後、1991(平成3)年に変更されるまでの18年間を支えた自動販売機。
人が使わなくなって10年近く経つこの建物は、木造などの弱い部分から一気に廃れる。
人の手が入らない建物は飛躍的な速さで風化され、人工物と自然の共存に変わっていく。
風化されない素材は当時の面影を残したまま、建物と共に時間の波に乗る。
クマー
南国調のプールに対照的な白くま。方向性が定まっていないのが「らしく」て良い。
こんな廃墟がまだあったのか……
食堂の雨漏りが一番激しい。そのうち建物内に庭園ができるかもしれないな。
池だったはず。冬になるとスケート場となっていたはず。
緑や青ならまだわかるが、この茶褐色の大きな池は水面というより地面の様だ。
建物内の雨漏りの音が激しくて気付かなかったが、外は天候が回復していた。夏のレジャーといえば海かプールが代表的。それは今の世になっても大して変わらない。当時としては波発生装置があるプールは貴重だったはずなのだが、集客が思う様に伸びず休業。人を楽しませてきた波のプールは、経済の波に乗ることが出来ずにその役目を終えた。
TOP