このA分校は昭和45年、第2次ベビーブーム前に本校に統合されている。
地方と都市部の人口2極化により、更に地方自治機能が低下した市町村も存在する。
廃校の背景には、過疎化した自治と少子化が密接に関係している。
少子高齢化が問題となっている現在、こうした廃校を含め、
限界集落や廃村は間違いなく増えていく事になる。
久々の遠征。廃墟を見ていると、今の日本の現状を肌で感じる事ができる。廃れた建物や残留物を見るのも好きだが、こうした日本の現状が目の前にあると、なんとも複雑な気持ちになる。廃墟という社会の負の遺産が放つメッセージをキチンと受け止める事はできないかもしれないが、今後増えていく廃村などを日本の現実として向き合っていきたいと思う。
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