しかもその数は尋常じゃない。
「夏 + 藪 + 木造廃屋 + 川の近く = 蚊の棲家」
蚊にとっては素晴らしく環境のいい場所だ。
玄関から足を踏み入れることができない。
シャッターを押す指に蚊がとまる。蚊が目入ってくる。
家の内部を玄関から撮ってはいたが、あまりの蚊の多さに一旦外に出た。
外に出てしまうと、もう一度入る気は起こらず、結局足早にそこを離れた。
探索時間5分ちょっと。
最短記録というか、流し撮りというか、あまりに短い訪問時間。

夏の廃墟は好きだけれど、どんなに虫対策をしていても精神的に追い詰められる事もある。
今度は殺虫剤でも腰からぶら下げてみるとするか。

はっきり行って立ち寄った程度の廃屋。玄関から見えるものだけを何の考えもなく撮ってみた。
廃屋の良さや残留思念などを感じる事もなく足早に撤収。
ただ、夏の廃屋の雰囲気はその短時間で思い知らされた。「どんだけ蚊がいるんだよ」と呟きながらの廃墟ちゃんねる始まって以来の短時間記録になりました。
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