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浮遊物
浮遊物。廃墟では絶対に避けられません。もちろん、普段生活している場所にも存在していますが、廃墟の場合通常よりもその濃度は比べ物にならない場合があります。では具体的にはどんな浮遊物が存在しているのでしょう?
繊維から出る糸くずや髪の毛、ダニやダニの糞、カビの胞子などで空気中に浮遊しています。甚大な被害はないですが、ホコリアレルギーの方にとっては症状がでる場合もある。
ダニ
ダニと言ってもダニがウヨウヨ空中に浮遊しているわけではない。しかし舞い上がったホコリの中や落下してきたダニなど必ずしも地面だけに存在するとは限らない。それが廃墟ともなるとよけいだ。ダニには約2万種類いるらしい。一概にダニはこうだから危険という事は言えない。そのダニの中でも危険なダニを紹介しておきましょう。そのダニとは耳にしたこともあるかもしれませんが「ツツガムシ」。これに吸着されるとツツガムシ病に感染する。重度の場合死亡することもある。東北地方では夏季に河川敷で感染し発症する「古典ツツガムシ病」が恐れられていたが最近ではほとんどみられなくなった。しかし「新型ツツガムシ病」が発見され、現在ではほとんどの地域で発生がみられている。発症すると高熱、発疹、頭痛の症状が見られる。重傷になると播種性血管内凝固症候群(はしゅせい けっかんない ぎょうこ しょうこうぐん)などで死亡する場合もある。実際に感染したことがないので調べてみた。すると「血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群である。 早期診断と早期治療が求められる重篤な状態である」とある。たかが廃墟で?と思う方もいるかもしれないがこれはそうなる可能性もあるということです。
写真、一部引用:Wikipedia
カビ
実際に浮遊しているのはカビの胞子である。カビにも多種多用である。食用のカビもあれば薬に使われるカビもある。しかし一部のカビは毒素を作る。その毒を総称してマイコトキシンと呼ぶ。発癌性物質で肝炎などを引き起こす場合や嘔吐、下痢、腹痛などを引き起こす事もある。カビの胞子を吸い込み、口内にカビが発生したという事例も聞いた事がある。一言にカビと言ってもその発症もカビにより違うので一概には言えない。ご存知の通り湿度が高いジメジメとした場所に多く発生する。そしてその様なカビ臭い廃墟はたくさんあり、カビによる発病も決してないとは言えない。
アスベスト
蛇紋石や角閃石が繊維状に変形した天然の鉱物の事。耐久性、耐熱性に優れ建材や家電でも使用されていたがその危険性を報じるニュースは記憶に新しいと思う。肺に吸引すると20年から40年の潜伏期間の後、肺がんや中皮腫の病気を引き起こす確率が高い。
高度成長期から大量に使用されてきたアスベストの潜伏期間が終わり始めた昨今、アスベストが原因で肺がんや中皮腫での死亡者が増加している。アスベストはその使用されている物を解体しない限り安全とされている。さて、廃墟ではどうだろう?ヒビひとつ入っていない建物で未解体の場合は上記に当てはまり安全とされる。しかしそれは廃墟と呼ぶのだろうか?では、廃墟らしい廃墟で考えた場合、その飛散は通常よりはるかに多いと予想される。人が通ることによって振動が生まれ、崩れた壁などから飛散したアスベスト量は安全基準の数値内と言えるだろうか?一概には言えないが間違いなく、通常空気中を飛散している量よりは多いと言える。神奈川にあった大伊豆ホテルが解体された時に、アスベストが検出され解体が一時ストップした事がある。これと同時期に建てられた廃墟は多い。廃墟はアスベストと切っても切れない関係にあるのではないだろうか?
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