×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

OT邸
川の近く、砂利道を数分歩くと草に覆われた階段の向こうに一件の家がある。
その家を囲う木々にはセミが激しく泣き、足元の雑草の合間には夏特有の虫が這う。
一歩足を踏み入れると、アイツらが待っていた。
「またコイツらか……」
耳元でその不快な音をさせる。
辺りが静かだけに、その羽音はより近くに感じる。
「蚊」
次 へ